藤岡幸夫公認ファンサイトトップへ



2012年5月分


過去の一覧へ

←つづき(過去) つづき(先)→

2012/5/29


今日は9月に神奈川国際芸術フェスティバルで初演する一柳慧先生のオペラ「ハーメルンの笛ふき男」のスタッフ全員の初顔合わせ。

家族で楽しんでもらえる舞台作品になりそうで今からとっても楽しみ。

一柳先生とはこのオペラの後10月には舘野泉さんのために書かれたピアノ協奏曲の関西初演を関西フィルの定期でして、来年の関西フィルのニューイヤーではマリンバ協奏曲の初演もする。


先生の音楽は指揮しててすごく楽しいしエキサイティング。他の作品も積極的に取り上げていくつもりです。



一柳先生は相変わらずすごくお元気でした。



ソリストの皆さんと。後列向かって左から三戸大久さん、岡本智高さん、土屋広次郎さん。先生の右隣は演出家の田尾下哲さんです


   藤岡 幸夫


<管理人より>
2009年スペイン・オヴィエドで藤岡さんが指揮をしたオペラの映像がご覧いただけます!
2009年9月、スペイン・オヴィエド歌劇場のシーズンオープニングとしてリヒャルト・シュトラウスの「ナクソス島のアリアドネ」を指揮(全4公演)しました。
その舞台映像の一部をYou Tubeでご覧いただけます(約3分半)
※藤岡さんはオーケストラピットなので映像には出ていません。

2012/5/28


この週末は僕の母校の同窓生のユニコーンオーケストラのリハーサルだった。メンバーは100人いて18歳から49歳まで年齢層が幅広く、母校の中学の音楽室でリハーサルできるのも懐かしくて嬉しい。みんな家族みたいなもんで飲み会でもすごく癒される。


さてさて僕の長い休暇は昨日で終わり。今週から仕事復帰で、国立音大のオーケストラと初共演のあと東京フィルと大河ドラマ「平清盛」の録音が3日間あって(今回はまた大掛かりです)、そのあと東京都交響楽団とコンサートして大阪へ帰ります。
あっという間に11月になりそう。


それではまた!


PS 今年も悩ましい季節になった。野球のセパ交流戦。僕はライオンズとタイガースの大ファン。
阪神対西武はまあ妻と恋人の闘いみたいなもんで観てられない。だから新聞も読まない。昨日の結果も知らないし今日の途中経過も知らない。辛いもんですわ…!


   藤岡 幸夫



2012/5/26


昨日は毎年7月に共演する(15年の付き合いになる)和歌山の合唱団とリハーサル。今回はメインに森川隆之さん作曲の合唱組曲「紀の川」のオーケストラ伴奏版の初演(前半はモルダウ他管弦楽曲集)。


この「紀の川」素晴らしい大作で振っていてぞくぞくする。合唱団はまだまだだが、森川先生も見学に来てくださり気合いは充分。いいところも沢山あった。
どうなるか楽しみにしてる。


毎年和歌山駅で降りると濃い緑の香りがして初夏を感じる。空が広く潮の匂いもして大好き。合唱団の皆さんも明るくておおらか。


僕は司葉子さん主演の映画「紀ノ川」がお気に入りでDVDも持ってるが(戦前から戦後までの和歌山を舞台とした母娘三代の物語)、きのうは指揮しながら脈々とおおらかに流れる紀の川が目の前に浮かんだ…!


たまに指揮する邦人作曲家の合唱曲ってストレートに心を打ってくれる作品に出会えてすごく幸せです。

それではまた…!


   藤岡 幸夫


2012/5/25


一昨日の多可町の合唱団はよくまとまってるけどパワー不足。どこまで進化できるか楽しみにしてます。練習中に聞こえてきたカエルの大合唱にびっくり&感動!


昨日は梅田の堂島ホテルで国際ソロプチミスト大阪‐中央の「ふれ愛ひろば」というパーティーで講演をさせていただきました。

230名くらいの大きな昼食会で素晴らしい女性のパワーを感じました。
皆さんありがとうございました。コンサートでお待ちしております!


さてさて今日は和歌山で毎年恒例の7月のコンサートの合唱団とのリハーサル。皆さんとの再会が楽しみです!



国際ソロプチミスト大阪‐中央のスタッフの皆さんと。


   藤岡 幸夫


2012/5/23


昨日は大阪でオフ。昼間息抜きに梅田から難波まで散歩した。御堂筋は歩いていて気持ちいいし、大阪パワーを感じる。


今日はこれから6月17日にベルディーホール(兵庫県多可町)で共演する合唱団の皆さんとの初リハーサル。

明日はホテルで講演をしたりと長期休暇から少しずつ仕事モードに切り替えです。



多可町は加古川からさらにこの電車に乗り換えて45分。もちろん単線です…!


   藤岡 幸夫


2012/5/20


この週末は久しぶりに大阪大学のオーケストラとリハーサル。
前回まだ高校生の匂いがした2年生だった学生が4年になってびっくりするくらい大人になってたりして月日を感じる。


プログラムはオールシベリウス。心配してた交響曲3番の出来もなかなか良くてすごく楽しかった。


リハーサルしててもみんな頭が良くて明るい。次回はどこまで進化してるか楽しみにしてます。

それではまた!


   藤岡 幸夫



2012/5/17


昨日の慶応大学の人間教育講座の講演無事終わりました。

空回りするかと思ったけどみんなしっかり楽しく聞いてくれたし、質疑応答もすごく盛り上がってよかったです。
皆さんありがとう!


若いエブリバディには小さくまとまらず、明るく
熱く青春を謳歌して欲しいです。

それではまた!


   藤岡 幸夫







2012/5/15


明日は僕の母校の慶応大学で講演。由緒あるシリーズだそうで(前回はノーベル賞受賞者の白川博士だったそうです…)、それにも関わらず僕がつけてしまった講演のタイトルは


「若者よ、熱く生きろ」

…今さらだけどかなり恥ずかしい…。


明日は人間教育講座の講演だそうだけど、大体僕は学生時代は全く大学に行かなかった。卒業出来たのが奇跡と思ってる(優秀な同級生のブレインがいて4年間全く同じ履修届けをだして、出欠やテスト前に面倒をみてもらってた)。とにかく当時はハチャメチャだった(その後イギリスの音大ではめっちゃ勉強したけれど)。
とにかく僕には人間教育講座なんて資格全く無し。


まあ明日は「愛とは許すこと。恋はするもんじゃない、落ちるもんだぜ。ただし墜ちたらアカンよ。」みたいな話を中心に若いエブリバディに話をするつもりだが…


みんなにどん引きされそうでかなり不安ではあります。


興味あるかたは一般の方も入れますのでお待ちしてます。6時15分から日吉キャンパスです。


   藤岡 幸夫



2012/5/14


サムイ島から戻って翌日から可愛い後輩たちのオーケストラの合宿に参加。河口湖に行ってきた。年齢が幅広くバーベキューもして楽しかったです。



僕の部屋。前日までのサムイ島のホテルとのコントラストがステキでした。



合宿所の前の景色。初夏の香りが気持ちよかった。








   藤岡 幸夫


2012/5/11


サムイ島での久しぶりのヴァカンスはいい息抜きになった。


美しい海に心地よい潮風。何より野鳥たちの声が素晴らしくまるで音楽のようで最高の癒しになりました。

それから日本人の観光客がまるでいなかったのはびっくり。サムイ島は日本ではマイナーらしい。



お気に入りの勉強机。明け方からたくさんの種類の鳥たちの歌が聴こえて最高に気持ちいい。


ビールはやっぱりサントリー。




フィッシャーマンズ・ヴィレッジ近くにあるad hoc という素敵なお店。オーナーは日本人のゆりさんという大阪出身の元CAの女性(ご主人はアメリカ人)。料理の味も景色も流れる音楽も最高でした。


   藤岡 幸夫


2012/5/7


今日からかみさんのリクエストでタイのサムイ島にいる。10年振りのヴァカンスだ。


買いだめしておいた本と読みたかったスコアを山ほど持ってきたし、思いの他風の音と鳥たちの鳴き声が素晴らしくすごく癒される。


それにたまにはかみさんの点数も稼がないとね…!


それではまた!


   藤岡 幸夫



2012/5/6 No.2


今日は久しぶりにマンチェスター留学時代の仲間(皆さんはビジネスマンで今は日本にいる)とパーティー。


20年前僕が留学してたときに現地の日本人ビジネスマンの家族の皆さんと仲良くしていて、今日は久しぶりにその時の仲間と飲んで楽しかった。


当時ビジネスマンの皆さんは高級住宅地に住んでたけど、僕とかみさんは最初はすごく治安の悪い地域に住んでてみんな心配してくれてたそうだ。


そういえば近所には娼婦のお姉さんがよく立ってたり、お向かいさんの家に突然パトカーがやってきて麻薬の取り締まりされてたり、朝起きて車に乗ろうとしたらタイヤ4本盗まれていたり日本じゃあり得ないことがいろいろあった(3年めにデビューできて無事引っ越した)。


ところであの頃のマンチェスターユナイテッドはカントナがいてベッカムがデビューしたてですごく強くてユニフォームにはSHARPのロゴがあって日本人の誇りだった。ちなみにマンチェスターシティは2部リーグで弱かったけど胸にBrotherのロゴでこちらも日本人としては嬉しかったなぁ。


今プレミアリーグでユナイテッドとシティが優勝争いしてるなんてあの頃からすると考えられない。


今日はいろいろ懐かしかったし、皆からたくさんまたパワーをもらいました。



みんな第一線で活躍してるパワフルビジネスマン。向かって僕の右が先日の日経新聞の交遊抄の欄で僕を紹介してくれたライフの社長の岩崎君。同期の桜みたいな感じの大切な仲間達です。


   藤岡 幸夫


2012/5/6 No.1


昨日は久しぶりのお天気で、僕の元マネージャー君と音楽業界で働く大学の後輩が遊びに来てくれて夕方まで飲んで騒いで楽しかった。


ところでこれまで休暇といってもリハーサルや本番が無いだけで、取材やスポンサーの挨拶まわりや大体次の仕事の勉強に追われたりしてるものだったが、今回の休暇は1ヶ月あるので完全に緊張感が無くなって、毎朝スコアは読んでるものの(仕事に関係ない曲)何だか脳ミソ が緩くなってきて段々心配になってきたけど…まぁいいや、迷わず思い切りリフレッシュしますわ。



昨日は今年初めて夏を感じました。


   藤岡 幸夫



2012/5/2


    「バッハ」の話…その2


久しぶりの休暇をのんびり過ごしてる。
普段勉強してないときによく聴くのは、モーツァルトやベートーヴェンの室内楽曲になんといってもバッハ。若い頃はJポップや洋楽もよく聴いたりしたけど、最近はほとんど聴かない。たまに運転する車の中で80sを聴くくらい。


バッハは器楽曲、宗教曲、管弦楽曲となんでもよく聴く。とにかくその品格の高さや美しさだけでなく、立体的な音楽に驚きの連続で聴いていて全然飽きない。


昨日は高校生時代からの愛聴盤のピリスの弾くバッハのピアノ協奏曲を聴いてた。いやはやピリスも素晴らしいけど、バッハって本当に凄い…!


バッハのピアノ(クラヴィーア)協奏曲の特徴は、バッハの宗教的な作品が多い中でこの協奏曲は一般の聴衆も意識されて書かれてることだと思ってる。


当時、ライプツィヒのコーヒー店(庭園)で毎週定期的に開かれていたコンサートの中でバッハの弾くクラヴィーア協奏曲は最も人気が高かった。


当然バッハは聴衆を意識しているはずで、その点でもとても興味深い。すでに音楽はJAZZのようでもあり、またときにフュージョンのように響き、そのコード進行にドキッとさせられる。当時としては新しいアイディア満載なのだ。


弦のピツィカート伴奏のアリア(5番2楽章)なんて当時としては革新的だったはずだし、モーツァルトやベートーヴェンがパクったと思われる箇所もたくさんある(以前も書いたが、モーツァルトやベートーヴェンはバッハの作品を熟知していた)。


バッハのピアノ曲は以前はグールドばかり聴いていたけど今はちょっと疲れる。

意外にジャズピアニストのキースジャレットも素敵だけど、なんといってもギーゼキングとピリスが好き。

ちなみにピリスはデュメイの元奥さんで、昨年の関西フィルのデュメイの定期に登場するはずだったけど震災で延期になってしまった。
ピリスと関西フィルの共演は必ず実現しそうなので今から楽しみにしてる。


それではまた…。


   藤岡 幸夫





こちらもご覧ください。
「バッハ」 の話・・・その1  (2008/11/12付from sachio)
2012/5/1


今日は朝早く箱根まで行ったけど雨と深い霧で退散。夕方から空を眺めながら一杯。 僕は曇り空も大好き…。モノクロの美しさよ…!




   藤岡 幸夫




←つづき(過去) つづき(先)→

過去一覧へ