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2014年7月分

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2014/7/29


毎年恒例の関西フィルとのサマーポップス補助席まででて満席のお客様本当にありがとうございました。 ポップスでも交響曲のように全身全霊をこめて演奏するのが関西フィルの真骨頂。今年もたくさんの新たな関西フィルファンが生まれたと願います。
主催のABC朝日放送の皆さん、シンフォニーホールスタッフの皆さん、司会の八塚彩美さんそして関西フィルの皆さんありがとうございました!

さてさて明日30日は毎年恒例でライフ主催の親子コンサートでハガキ応募で毎年凄い倍率だそうで嬉しい限りです。8月3日(日)は14年目を迎える滋賀シリーズの長浜公演でメインはドヴォルザーク8番でこちらはチケット完売。

8月8日(金)はMEET THE CLASSIC で今年は前半はガーシュインのラプソディーインブルーでジャズピアニストの小川理子(みちこ)さんを迎える。小川さんは大阪出身でCDが英国で賞を受賞するなど素晴らしいジャズピアニストであると同時に、なんとパナソニックの幹部の社員で僕の大学の同級生でもあるのです。
大阪文化の象徴みたいな方なので是非ともその素晴らしいピアノを堪能して欲しい。

後半はブラームス交響曲2番。自然を彷彿させる優しさと情熱溢れる幸せなシンフォニー。関西フィル&藤岡の一体感ある演奏をお楽しみに!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


昨日は滋賀シリーズのプロモーションで野洲の山仲市長にご挨拶した後、大津でFM出演、記者会見をしてきました。今年も長浜、野洲、高島と滋賀シリーズを楽しみにしています。



大阪駅で大好きなこうのとり号を発見!昭和ですね。小学生の夏休みを思い出します。



過去14年間の滋賀シリーズのチラシを並べてくださいました。継続は力なりです。


   藤岡 幸夫

2014/7/25


27日(日)は毎年恒例のシンフォニーホールでサマーポップス。毎年補助席立ち見まででて盛り上がる夏のはじまり!

「クンパルシータ」「エーゲ海の真珠」「ひまわり」他お馴染みの人気ナンバーに加えて今年はホルストの「木星」や「スターダスト」に「スターウォーズ」など後半は宇宙モノ。
毎回ここで新しい関西フィル&藤岡ファンが生まれるのでとっても楽しみ!

関西フィルのチャイコフスキーやシベリウスのような情熱的な演奏の映画音楽を堪能していただきます。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



チケット完売間近!お早めに!
ABCチケットインフォメーションTEL.06-6453-6000


   藤岡 幸夫


2014/7/22


東京に戻ってちょっと一息。昨日は久しぶりにユニコーンオーケストラのリハーサル。中高大の可愛い後輩くん達のオーケストラで毎年顔を合わせるのを楽しみにしているが、演奏の方はまだまだ全然お話にならん…

さてさて今週末から関西フィルとのコンサートが続きます!は7月27日(日)が毎年恒例のサマーポップス、毎年恒例のライフの親子コンサート(ハガキ抽選)、8月3日(日)毎年恒例の滋賀シリーズ長浜公演(完売)はメインがドヴォルザーク交響曲8番、8月8日(金)はMEET THE CLASSIC でラプソディーインブルーにメインがブラームス交響曲2番と続きます!

関西フィルとの熱い夏が今年も始まります。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



昨日のユニコーンのリハ後の飲み会にトレーナーをお願いしてる東京フィルの首席2ndヴァイオリン奏者の藤村政芳さんが来てくれて凄く楽しかったです。僕の指揮したジルベスターで2013のメガネをかけてた方です。


   藤岡 幸夫


2014/7/19


水曜日から札幌入りして久しぶりの札幌交響楽団。
伝統ある素晴らしいオーケストラ。木曜日からかみさんが合流して札幌に来ると必ず行く創業80年の金寿司で三代目の今井さんの握る独自の握りを堪能。美味しかった!

昨日の本番は美しい自然に囲まれた黒松内町で青少年コンサートの後函館へ。
夜は今が旬の活イカを楽しんだ。翌日の七飯町文化センターは素晴らしいホールでびっくり!

2日間素敵なコンサートでした。オーケストラの皆さん、関係者の皆さんありがとうございました!

さてさて東京戻って一息入れてから7月27日(日)は毎年恒例の関西フィルとのサマーポップスです!
(完売間近だそうです)。

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


函館でしか食べられない話題のラッキーピエロのハンバーガーを食べてきました。美味しかった!


   藤岡 幸夫

※7/19 札幌交響楽団七飯公演のevent reportはこちら

2014/7/14


   ウェーバー「魔弾の射手」序曲の想い出の話


昨日関西フィルと取り上げた魔弾の射手序曲は中身の濃い交響詩の先取りのような素晴らしい作品で、指揮者を目指していた若い頃、コンクールの課題曲などに必ず入っていていろいろな想い出がつまってる。

まだ英国留学する前の1989年に生まれて初めてプロオケを指揮するチャンスがやってきた。広島交響楽団の学校鑑賞会でこの時のプログラムが魔弾の射手序曲、アルルの女に新世界。
僕の指揮は大失敗で演奏会後は誰とも会いたくなくてホールに誰もいなくなるまで楽屋に隠れてた…

2回目に指揮したのは翌年のプラハの春国際音楽祭でのターリッヒ指揮者コンクールの一次予選だった。
初めての外国で憧れのスメタナホールでプラハ放送交響楽団相手に魔弾の射手を振りながら絶対上手く行く!と根拠の無い自信がなぜか湧いてきた。
本当に一次も二次も通過して最後の3人に残り、名門チェコフィルを振ることになって僕は生まれて初めての国際コンクールで優勝できると確信して有頂天だったが…結果は1位無しで僕はただの入賞…天狗になりかかった鼻をボッキリ折られた。

翌年オランダのマスタークラスに参加した。ハイティンクをはじめ多くの名指揮者を送り出した由緒ある3週間もかけて勉強する講習会で、最初に書類審査を通過した約100人の中からオーディションで20人が選ばれる。
第1週はピアノ相手に朝から晩まで指揮して、第2週は8人が選ばれオランダ放送オケを朝から晩まで指揮出来て、第3週目はさらに4人が選ばれ朝から晩まで放送オケとリハーサルをして最後にコンセルトヘボウでテレビ中継の入るコンサートで指揮デビューするという素晴らしいマスタークラスだった。

この時の課題曲の一曲が魔弾の射手序曲で第1週と第2週で毎日指揮してた。この年の講師は岩城宏之先生で日本人生徒は僕だけだったので毎晩他の生徒には内緒で夕ご飯をご馳走になった。別に僕を特別に可愛がって下さった訳ではなく、先生はとにかく寂しがり屋で日本語を話せる相手と食事がしたかったのだ。
指揮しているときはめちゃくちゃ怖かったけど、夕食の時は最高に楽しく笑いが絶えなかった。

ところで先生は全く僕を褒めてくれなかったけど、最後の4人に残して下さりコンセルトヘボウでデビューさせて下さった。因みに夕食は毎晩同じ中華レストランだった…。

コンサートで僕が指揮したのはブリテンの「四つの海の間奏曲」で胃が飛び出るほど緊張したが、それでも英国に留学して間もない僕にとってコンセルトヘボウの舞台に立てたのは夢のようだった。

コンサート後は先生のホテルの部屋で、先生の奥様と僕のかみさんと指揮の勉強をしてた日本人の友達とで明け方まで楽しく飲み明かした。別れ際に先生がこの3週間、生徒について書き留めていたノートをプレゼントしてくれた。
かみさんと自分たちのホテルに戻ってそのノートの僕について書かれてるページを開けてみると…「ゴリラみたいだ!」 とか 「とにかく力が入り過ぎ!」「全然曲を理解してない!」etc ボロクソに書かれてた…けど凄く有り難かった…。

今でも魔弾の射手のスコアを開くと最初の神秘的な序奏から、指揮者になりたくてがむしゃらだったあの頃に戻ったような錯覚を起こす…沢山の想い出がよみがえって初心に帰らせてくれる大切な曲なのです…

いつか書こうと思ってたけど凄い長文になってしまい読んで下さりありがとうございます。

それではまた!


   藤岡 幸夫


<管理人より>
旧公式ホームページのこちらのお手紙もご覧ください。
「プラハのコンクールの話」2002/12/25付From Manchester
「岩城先生への追悼文」2006/6/17付From Manchester

2014/7/13


13日(日)は毎年恒例の和歌山県第九合唱団とのサマーコンサートでメインは森川隆之先生の傑作合唱組曲「熊野」。

このシリーズは今年で13年目で、合唱団の付き合いは1997年から(3年間第九で共演した。この時のオケは京都市立交響楽団)で本当に長い付き合い。(継続は力なりで感謝しております!)。

今年は最初のリハーサルで僕が怒り狂ってしまったけど皆本当によく頑張った。来年はさらにステップアップしたい。

スタッフの皆さん、合唱団の皆さん、ソリストの皆さん、オーケストラの皆さんありがとうございました!

さてさて今週19日は久しぶりに札幌交響楽団と共演。
来週27日は関西フィルと毎年恒例のサマーポップス!(チケット完売間近)

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!



僕は森川隆之先生の作品が大好き。「熊野」を取り上げるのは今回2度めで、一昨年にオケ版初演した「紀の川」も凄い傑作で近々に再演したいと思ってます。



素敵なソリストの皆さん。向かって手前左が森川先生の作品を独唱して下さったソプラノの米山茉莉子さん、右が特別出演で米山さんと二重唱を歌って下さった堤敦子さん、僕の隣はベートーヴェンのピアノ協奏曲3番を弾いて下さった藤岡眞帆さん(残念ながら僕の娘でも親戚でもありません)。皆さんありがとうございました!


   藤岡 幸夫


※7/13 和歌山公演のevent reportはこちら
2014/7/11


超大型台風が来るというので大事をとって予定より2日早く東京から大阪に帰ってきた。台風は基本的に西からやって来るから東京からの移動は、大阪は晴れてるのに東京では新幹線が止まってるという事態も起こるのでタイミングを読むのが難しい。

さてさて今週末13日(日)は毎年恒例で13年目になる和歌山で合唱団とのサマーコンサート。合唱団とは関西フィルに来る前からの15年以上のお付き合いですごく感謝してる。

今回取り上げるのは森川隆之先生の傑作合唱組曲「熊野」オケ版と米山茉莉子さんのソプラノで「ふるさと讃歌」。

前半はウェーバー「魔弾の射手」序曲に藤岡眞帆さん(親戚ではありません)を迎えてベートーヴェンのピアノ協奏曲3番。

皆さん気合い充分で本番が楽しみ。

毎年和歌山駅に降り立った瞬間に濃い緑と潮の匂いで強烈に夏を感じられるのが嬉しい…!

それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!


   藤岡 幸夫


2014/7/6


昨日は毎年恒例の関西フィルと吹田メイシアターでのコンサート。

前半のラフマニノフのピアノ協奏曲2番は地元出身のピアニスト生熊茜さんに素晴らしい才能を感じた。これからどこまで成長するかとっても楽しみ。

後半のシベリウスの交響曲2番は関西フィルとは何度も取り上げて来てるので我々らしさは出せたが、次回取り上げるときはゆっくり時間をかけてリハーサルできるスケジュールを組みたい…。

吹田メイシアターでの七夕コンサートは毎年関西フィル&藤岡を呼んで下さって10年目。年末の第九を含めメイシアターのスタッフの皆さんには本当に素敵なお付き合いをさせてもらって心から感謝しております。これからもよろしくお願いいたします!


吹田出身の生熊茜さんは中学、高校でそれぞれ学生コンクール全国大会で1位の受賞歴がある実力派。しっかりした技術と抜群の音楽性があるのでこれからどこまで伸びるか凄く楽しみ。頑張ってください!


今日は兵庫県多可町でこちらも毎年恒例となって3年目のコンサートで毎回満席で人が溢れる。ベルディホールで前半は関西フィルと歌おう合唱団との共演なのだけど、今年は合唱団が力強く進化した。
アイーダではオケに負けずしっかり歌えていたのでこれからがとっても楽しみ。

後半は華麗なる管弦楽曲集でワーグナーのリエンツィ序曲を取り上げるのは関西フィルと15年の付き合いで初めて。また是非とも取り上げたい。

多可町は人口2万2千人の山に囲まれた美しい街で、ここで毎年地元合唱団とこんな素敵なコンサートをするなんて素晴らしい文化だと誇りに思います。
合唱団とベルディホールの皆さんありがとうございました!また来年会えるのを楽しみにしています!


関西フィルと歌おう合唱団はパワフルに進化しています!
(※写真クリックで拡大)


   藤岡 幸夫


※7/5 吹田市公演のevent reportはこちら
※7/6 多可町公演のevent reportはこちら
2014/7/3


さてさてこの週末は関西フィルとコンサートです。
7月5日(土)は毎年恒例の吹田メイシアターで14時開演。

前半は地元出身で数々のコンクールで受賞歴のある若手ピアニスト生熊茜さんを迎えて大人気協奏曲ラフマニノフの2番。
メインは関西フィルとの十八番のシベリウスの交響曲2番です。
どちらも旋律美溢れ豪華絢爛なオーケストラサウンドを楽しんでいただきます。

お問い合わせは
06 6380 2221


7月6日(日)はこちらも毎年恒例の兵庫県多可町ベルディホールでコンサート。
こちらは地元合唱団との共演に加えて、運命の力、ウィリアムテル、リエンツィ他オペラ管弦楽曲集です!

お問い合わせは
0795 32 1300


それでは皆さんコンサートでお会いしましょう!

   藤岡 幸夫





<管理人より>

◆こちらののFrom Sachioもご覧ください。
「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番と園田高弘先生の思い出」 の話 2009/04/13
「シベリウス 交響曲 第2番 そして 渡邉 暁雄 先生」の話 2008/01/31 


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