(引き続き、マンチェスターの近況です)

オーストラリアから帰った次の日から手兵カメラータと
のリハーサル。今回はHaydnのSy103とRossiniのスタバ
トマーテルというラブリーなプログラム。Haydnは本当
におもしろい。勉強すれば、する程ハマル。ロッシーニは
合唱団(プロ)が素晴らしく、久し振りにコンサートに
来てくれたNick(僕のマネージャー)も大喜び。

そして今やっと息ぬきをしているところ。
4月・5月は、ドイツ語の勉強をしようと思って、かなり時間
に余裕をつくっておいてたので、早速ドイツ語の勉強・・・
という前に、まずは息ぬき。コンサートの次の日は朝から
ジムに泳ぎに行って(これは日課です)、そして早速、ずい分
前から予定していた、中原めいこのBest CDを造る。
まず、選曲。曲順を決めるのに、一日がかり。とにかく僕の
大学生時代、中原めいこのデビューはセンセーショナルだった。
とにかくメロディーが冴えてる。そして歌詞もノリノリで
(深みは全く無いので、あまり聴き過ぎると脳ミソが、耳から
たれてくる)、夏にはもって来い!!ニューミュージックと
いうより歌謡曲に近い。とにかく“3分”で人の心をひきつける
には絶対、メロディ勝負(90年代はそうでもないようだけど)。
今、中原めいこはどうしてるのかなぁ。
そうそう、僕の兄貴分の広上淳一さん(日フィル正指揮者)も
歌謡曲のファンで、昔、桜田淳子のオッカケをやっていたのは有名。
この前リヴァプールの彼のコンサートに行った帰りにいつもの
イタメシ屋で、二人で、天地真理や桜田淳子を絶唱して、
店員さんやさっきまでコンサートホールにいたお客さん達に
あきれられてました。この時代の歌謡曲には、いいメロディが
沢山あったなぁ。天地真理の「水色の恋」や、尾崎紀世彦の
「さよならをもう一度」(「又、あう日まで」じゃありませんよ。)
なんて、今聴いてもメロディだけでゾクゾクしちゃう。

という訳で、今自作のCDを聞きながら手紙を書いています。
それでは又、みなさんもお元気で・・・。


       それではまた! 

    1999年4月13日
         マンチェスターにて 藤岡幸夫


P.S. そうそう広上淳一さんが2月に正式に結婚されました。
   御相手のゆかりさんは、本物の美人、スタイル抜群、
   英・仏語ペラペラ、という方で、本当に良かった。
   兄貴!おめでとう!!ちなみに、上記のリヴァプールの
   コンサートは、結婚後、最初のコンサートだったそうで、
   曲目は「英雄の生涯」。僕の知っている、広上さんの
   コンサートの中では、Best 4に入るぐらい良かったです。
   (イタリア料理屋で、一番あきれていたのは、ゆかりさん
   だったかも・・・。ちなみにボクのカミさんは、一緒に
   歌っていました。)


〜藤岡幸夫さんを応援するWEBの会より〜
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