|  | 
 
 
 フレディーケンプとの協奏曲1番の”協演”ショパンはピアノ
 中心なのでチャイコフスキーに期待して聴かせていただきました。
 
 実は、オケとピアノのバランスの取れたモスクワの香り(当時
 どんなだったか良く解らないですが!)漂う演奏を期待しました。
 しかし、期待は”お見事”に裏切られました。藤岡さんオケを
 ぎりぎりまであおって&鳴らしてフレディーの”力”を限界まで
 引き出させ勝負していた”競演”に私には聴こえました。
 それにまんまと乗らざるを得ないフレディーは力の限り応戦!
 若干力みすぎの所もありましたが、良い意味での若さが存分に
 味わえた手に汗握る楽しい緊張感のある演奏でした。生ならでは
 のあんな協奏曲も有りなんですね。面白かったです。
 
 当日楽屋で「お洒落じゃん!」のお言葉頂きありがとうござい
 ます。藤岡さんに出会い、関フィルに出会い、その演奏に出会い
 自分は最近妙に老けてしまっていたことに最近気付かされました。
 お洒落は、藤岡さんが教えてくれた若い自分を取り戻す一つの
 挑戦なんです。お褒めの言葉大変うれしく思っております。欲を
 言うと飛田さんにそう言ってもらえるとサイコーなんですが!
 
 ***************************
 
 ここからは妻です。
 
 4日は、え〜らい楽しい一日でした。いい気分の日だったぁ。
 藤岡さんもニコニコ指揮されてましたね。
 演奏中ずっと「なんか楽しいわぁ、ええ気持ちやわぁ。」
 と感じていました。
 ピアノ協奏曲はどちらかというと苦手な方だったけど、
 もうそんなことなくなりました。それから、
 いつも1曲目の短い曲は大好きで毎回とても楽しんでます。
 
 ダンナに「お洒落じゃん!」のお言葉!
 「あのジャケット悩んだけど買ってよかったな!」と
 後で話しました。
 
 この日、新たに友人の一人が母親を連れてコンサート初参上。
 テンションも上がって演奏を満喫したそうです。
 母娘でクラシック演奏会といういつもと違う雰囲気も
 気分よかったみたい。また誘って欲しいと言われました。
 
 ところで、お帰りのときあんなに大きな荷物をかかえて
 一人で表通りの方へ歩いて去って行かれましたねー。
 大きな演奏会出演後の大物指揮者がそういうの普通に
 やっちゃうのがまた意外でカッコエ〜です。
 
 日本へお帰りになるのを待ってます。お気をつけて!
 
 ※練習、めっちゃ頑張ります。
 
 
 
 
 2006年11月13日 45才男
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 |