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 オールモーツアルトを加古川で聴きました。
 
 加古川は木が多用され(特に天井がすべて木製、船底みたい)
 木の香りがとても心地いいホールでした。一方どんな音なのか
 期待と不安で開演を待ちました。1曲目アイネクライネの最初の音が
 楽器の音と、反響音がくっきり聴き分けられるぐらい残響が長くて
 びっくりしました。最初音がぼやけてしまわないかと心配しましたが
 聞き慣れると結構いい感じでした。
 弦と管の低音の響きがまろやかで、しかも良く鳴ってたと思います。
 この響きにモーツアルトを持って来るのはさすが!プロだな〜と
 感心しました。
 
 特に感心したのが梅本さんのクラリネット!楽器とホールが
 一つの楽器として鳴っているかのように響いて美しかったです。
 
 藤岡さんのジュピターも旋律にはメリハリがありながら音は
 まろやかで優しくて、従来のドライ(デッド)な感じのモーツアルト
 と違うモーツアルトが聴けて、目からウロコでした。
 
 私達日本人は木の家に住んでるから木の響きって耳に心地よいの
 かも。多くのホールは残響は同じでも反射音が金属的?(石的?、
 コンクリート的?)で、欧米の人には良く聴こえても、日本的じゃ
 ないのかも・・・、なーんて感じました。
 
 PS.コンサート前に声をかけていただき、さらに私のコメントを
 褒めていただいて大変嬉しかったです。「もうダチじゃん!」と
 言ってくださり”感謝感激雨あられ”です。
 ”ダチ”ついでに(欲を出して)できたら一緒にお酒でも呑みながら
 音楽やその他の話をしたいですね。
 
 ********* ここからは奥さんです。*********
 
 モーツァルトはBGM向きと思ってましたが
 加古川で聴いて、そうと限らないとわかりました。
 優しいメロディーに加え、スピード、迫力も味わえました。
 モーツァルトとサザンに共通点あったんですね(笑)。
 
 梅本さんのクラリネットの音、すごく気持ちよかったです。
 ツボを押されているようでした(眠くなった訳じゃないです)。
 
 ところで、コンサート前に、まさかまさか藤岡さんが
 ベンチに一緒に座って会話してくださるなんて!
 横に座ってるだけですっごい緊張でしたが、なんとか自分を
 落ち着かせ会話ができて、もう夢みたいでした〜!
 ダンナのこと「もうダチじゃん!」と言ってくれた言葉は
 私達にとって宝物です。理系男ですけどダチになったって下さい。
 
 岡山旅行は津黒高原(車で3時間半)へ行きました。
 何もないとこですが大自然が魅力です(キャンプも可)。
 市営宿泊施設に泊まりました(安いしお風呂は温泉)。
 車で、蒜山高原(ジャージー牛の乳製品がおいしい!)や
 大山(だいせん)(いい景色で快適ドライブ、涼しい!)へもすぐです。
 17日から行きましたがどこも混雑なくいいところでした。
 藤岡さんは、なかなかお時間がないようですが
 たまには田舎でのんびりと休めるといいですね。
 
 
 
 
 2006年8月23日 44才男
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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