藤岡 幸夫 先生

 暑中御見舞い申し上げます。といいましても、関東はまだ梅雨が開けていま
せんので、あと待望の夏までカウント・ダウンの季節となりましたね!

 さて、私は7月20日に合唱団の友人と2人で、長野県の善光寺と東山美術
館で一足早い、夏休みの企画第2弾の休日を堪能致しました。

 あいにくのお天気でしたが、今回は新幹線を使い、長野県に到着致しました。
朝から旅行気分でしたが、お昼位に到着しまてから、お腹がすいていましたの
で、早速信州名物のお蕎麦を選びました。
 
 くせが無くて、とても新鮮なお蕎麦は、シンプルな美味しさでした。これで
私のパワー全開となりました。

 最初に善光寺の境内を見学致しました。
善男善女が集まる善光寺は、無宗派のお寺ですが、平成の大修理の最中でし
た。2007年の12月31日の大晦日の日に完成予定との事でした。

 それでも、風格のある立派なお寺で、境内の中には、お堂廻り等もあり、家
内安全と合唱団のコンサートの成功等を祈願致しました。

 善光寺の境内にも、数年前にも訪問しましたが、季節によりましても、様々
な魅力があり、感激致しました!友人の名解説もあり、今まで気がつかなかっ
た事等も、新発見もあり、また次回も再訪したいと思いました。

 さて、それから私が日本人の画家の中でも、1番のファンの東山画伯の美術
館を見学致しました。
 『残照』『道』等のあまりにも、有名な絵画がありますが、今回は作品保護
のため、実際に展示されています絵画は限られていまして、それが残念でし
た。

 でも、東山画伯の心の故郷の信州に、これだけの大規模な美術館で、東山画
伯の素晴らしい絵画に出会う事ができまして、とても幸福な気持ちになりまし
た。

 東山画伯の絵画は、私にとりまして、永遠に大切にしたい心の宝物です。
風景と対話、そして自然との対話等、絵画に描かれています景色の中へ、ふと
吸い込まれて行く様な異次元の世界を満喫致しました。

 唐招提寺の壁画なども、まるで、海と山の景色の情景が美術館の中にも、
漂ってくる様なイメージでした。まさに心象風景そのままの印象でした。

 今回は東山画伯の絵画の中で、『白馬』についての解説がありましたが、
作者自身の姿という意味もありますが、作品を見る人の解釈と判断に任せる
との説明に感動致しました。

 私は作品の中に、自由に想像をめぐらせて、自分流に解釈をする事が好きな
ので、友人と楽しく語り合いながら、この美術館の醍醐味を味わいました!
(^−^)♪

 さて、話は変わりますが、旅には欠かせないグルメの話題になりますが、今
回は初めて挑戦しましたのが、『味噌ソフトクリーム』と『蕎麦のソフトク
リーム』でした♪

 まず味噌ソフトクリームは、予想よりもはるかに絶妙に和と洋の素材が溶け
込みまして、とても美味しかったです。和菓子の柏餅の白味噌のイメージで、
後味も程好く、甘味もあっさりとして、気に入りました。

 それから蕎麦のソフトクリームは、バニラのソフトの中に、蕎麦の粉が混
じっていまして、これもいやみの無い味で、めずらしいものでした。
旅の思い出に残るもので、食いしん坊の私は大満足でした。
 夏の思い出に貴重な休日となりまして、心が弾む想いでした。

 次ぎに藤岡先生の関西フィルのシベリウスの交響曲第2番のC・Dを購入致し
ましたので、以下に感想をお話したいと思います。

 北欧の雄大な自然が目前に浮かんで来る様な素敵な演奏だと思いました。
 渡邉先生の最後の愛弟子でいらっしゃる藤岡先生のシベリウスの音楽に対す
るとても熱き想いが伝わり、感激致しました。

 関西フィルとの息のあった演奏で、このC・Dの最大の魅力は、藤岡先生の
明快な指揮で、シベリウスの音楽の本質を表現した素晴らしさだと思います。
ちなみにフィンランディアの原語のコンサートは日本フィルのオーケストラ
の50周年記念のガラコンサートで歌いますので、とても気にっています。

 藤岡先生のC・Dを聴く楽しみを大切に、今度の9月の日本フィルのオーケス
トラのコンサートは、最前列をキープ致しました。

 藤岡先生の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます! 藤岡先生のコン
サートで心が夢気分に浸る事ができると思います。
 今後ともどうぞ宜しくお願い致します。



       2006年7月28日    福田 悦子









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