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 ATTN: 藤岡 さま
 
 お早う御座います。
 
 昨日のモーツアルト&ヴェートーヴェン、癒されたというか、
 優しい気持ちになりました。
 (そのお陰で眠くてたまりませんでしたが)
 
 5日の”悲愴”では、心が重苦しくなって、音楽だけでこれだけ
 人の心に影響を与え良くも悪くも変化が起こせると、改めて
 感じました。いつもなら楽屋前出待ちをするのに、気分が乗らず
 に帰ったのですから。
 
 でも、個人的にはやはりピアノ協奏曲より所謂交響曲の方が
 好きです。ピアノの為に書かれた音楽(語弊があるかも知れ
 ませんが)は私には優しすぎる(技術云々ではなく、ただそう
 感じるだけです)気がします。
 
 昨日の終演後は楽屋前へ行こうとしましたが、地下にあるとか
 で、また花束を持った方が結構いらしたので、ややこしそうな
 ので止めました。でも昨日も宣言通り前席に居たので、羽田
 さんがトーク中に少し変なゴーという音がした時一瞬目が合った!
 ので(自己)満足です。
 
 先ほど書いた、「音楽で人の気持ちを変えられる」ですが、
 多分争いの耐えない場には音楽の入り込む余地はないと思い
 ます。
 あの坂本龍一さんがNYでテロに遭われた時、
 ”街から音楽が消えた”と言われてました。
 音楽が人々の心を繋ぐ一つの方法なら、実践したいですね、
 私も。
 
 随分暖かくなりました。桜のつぼみも膨らんだみたい。
 それでは、また。
 
 
 
 Good Luck
 12/MAR.,2006.
 
 
 
 
 
 
 
 
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