「吉松隆の宇宙」行って来ました。
                
                ケンタウルス・ユニット!!
                これぞ吉松シンフォニーの最高峰と
                謳っていい程の交響曲
                (音の調和としてSymphonyの意)ですね。 
                その絶妙なバランスと統一感。
                すばらしいものでした。
                
                あらゆる要素を
                貪欲なまでに盛り込めたい
                作曲家の魂を背後に感じつつ、
                エッセンスのみが決して分裂せず、
                お互いみごとに溶け合っている。
                光が交錯する交響曲ならぬ、
                ”光響曲”で、
                銀河の流れのようでした。
                
                それにしても、
                吉松さんの曲を指揮する
                藤岡さんは本当にいつも全身全霊で、すごいです。
                すばらしい指揮者の方はたくさんいらっしゃいますが、
                藤岡さんはやはり、何かがひと味も
                ふた味も違っていらっしゃるなあ。
                とつくづく感じます。
                
                今度の吉松新作が楽しみっすね!
                今度はどこから攻めてくるのか!
                わくわくします。
                
                
                          2003年10月29日  片山 卓
                
                
                
              
              
              
              
お返事が遅れて本当にごめんなさい。
いつもどうもありがとうございます。
先月吉松さんの新作、サックスの須川さんの為に書かれ
たソプラノサックス協奏曲を指揮しま したよ。
今回は全然違ってとてもシンプルで、でも何ともいえな
い宇宙の雰囲気が出 た曲です(タイトルが白鳥座の星の
名前なんですよ)。
またどこかで再演したいと思 っていますので、お楽しみに。 
              
              
              
              
              藤岡幸夫