とうとう、9月も後半になってしまいました。
                なんて月日のたつのははやいのでしょう。時間よとまれ!
                
                9月はじめにサイトウキネン行って来ました。
                オペラだったのですが、お話はとても単純で、
                シンプルな舞台装置に、美声、音楽ともども
                本物は違う!って感じでした。
                でも、ライオンキングの方が面白いかもしれません。(笑)
                あの木琴の音がすきだって、最近わかりました。
                
                僕のデザインした浴衣の老舗旅館に泊まってきたのですが、
                皇室の方もお泊りになるところで、心配でしたが
                評判は上々のようでした。
                
                伝統は生まれたて当時は流行だった面もあるわけで、
                どの分野の伝統も現代風にアレンジしないと
                やはりつまらなくなってしまいます。
                
                今日という日、この時は常に全員経験するのは初めてで、
                一瞬一瞬があたらしいということにもっと重点をおくのが、
                いつでもポイントなんだと思います。
                単純に言えば、心がときめくことを一瞬一瞬やっていれば
                いいということなのでしょうか?
                
                世界はちょっと嫌な方向に進んでいる気もしないでは
                ないですが、英国はどうですか?
                ロンドンにいた時、ちょうどIRAのテロがあって、
                毎日かなり緊張して生活してましたけど。
                人類は何千年も同じことを繰り返してるのでしょうか?
                同じ行為でも個人では罪ですが,国家では正当化される
                ってのも、本当にふざけた話のような気もします。
                同じ穴のムジナなのに・・・
                
                10月の吉松コンサート楽しみにしています!
                こういうときこそ音楽とかアートって重要になるのだと、
                理想論だけど信じたい気持ちです。
                
                それでは、またメールします。
                
                
                          2001年9月16日  片山 卓
                
                
                
              
              
               
                
                こんにちは。
                皇室ご用達の旅館の浴衣のデザインとはすごいですね。
                確かに今国際情勢はやな方向に向かってるのかもしれません。
                あなたの言うようにこういう時こそ、芸術が平和や幸せの為に
                役に立つと信じて、そうあるよう演奏をしたいと思ってます。
                10月のコンサート楽しみにしていてくださいね。
                新しい曲が誕生するのってエキサイティングですよね。
                
                
                
                
                
                
                
              藤岡幸夫