|  | 
昨夜のコンサート、本当に素晴らしかったです!
 開場すぐにホールへ入ると、団員さんで第三交響曲第1楽章に
 登場するあの弦の早いメロディをさらっている方がいらして、
 もう気分はにこにこ(通勤でよく聴くのは、第1か第4なの
 で、ますます)でした(^^)。
 エルガーは威風堂々しか知りませんでしたが、「弦楽セレナ
 ーデ」は聴く人の心にポッと灯をともすような、暖かい曲です
 ね。指揮棒なしの指揮をされた藤岡さんの両手の間で音楽が鳴
 っているみたいで、最後の一音が消えるときは、両手の間に
 音楽がフーッと吸い込まれて消えていったみたいに思いました。
 指揮者は手の中で音楽を演奏されていると実感しました。
 
 ベートーヴェンのあのピアノ協奏曲も聴くのは初めてでした
 が、典雅な曲で、ソリストの方の演奏も素晴らしかったです。
 弱音から強音まで響きの美しいこと、登場された時は「ばりば
 り弾くのかな?」と(失礼ながら・・・)思いましたが、ため
 息が出るほどでした。
 それに、ソリストの方がアンコールされるなんて、びっくり
 です。珍しいことなんですよね?グルダの曲ももちろん聴くの
 は初めて、ジャズ好きな私には応えられない楽しい曲でした!
 ああいう曲をアンコールで弾かれる方だからこそ、あのベート
 ーヴェンが弾けるのだと思いました。
 
 そして、待ちに待った「第三交響曲」!
 生の、自分のいる空間に響く、藤岡さんの指揮される吉松さ
 んのメロディは「すごい、すごい、最高!!」でした!(何日
 でも言っていたいくらい!!)
 バイオリンソロのメロディの切ない美しさに、涙を押さえら
 れず、4楽章のエンディング(なぜかいつもここでアニメの
 「ジャングル大帝」を思い出すのですが)には拳を握りしめて
 聴き入りました。
 終わってからも心臓バクバクなうえ、(2度目の吉松さん&
 藤岡さんの出てこられた時にスタンディングオヴェーションを
 しようと立ったら気が付いたのですが)膝が笑って足は震えて
 ました。終わった時の藤岡さんの「やったー」という笑顔と、
 吉松さんの目をつぶってからの控えめな笑顔は、私の宝物です!
 昨晩は、感激で2時過ぎまで眠れませんでした。
 素晴らしい一夜をありがとうございました!すごい、すごい、
 最高でした!
 
 
 平成12年5月27日
 雪村 澪
 
 
 
 
 
   いつも本当にありがとうございます。
 「ジャングル大帝」 ですか?
 言えてるかもしれませんね。
 次に振る時イメージしてしまいそう
 です。
 これからも吉松さんを応援してくだ
 さいね。
 もし可能だったらSy1番の名古屋フ
 ィル定期 是非いらしてください。
 素晴らしい曲ですよ。
 
 
 
 
 
 
 藤岡幸夫
 |