2009年12月分
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2009/12/31 皆さんこんにちは。 まずは「事業仕分け」の件本当にありがとうございました。おかげ様で当初の「大幅な縮減」は再検討され約1割の削減となりました。 以前も書いたけどこれから我々がしなきゃいけないことは、音楽的な飛躍を目指す一方で出来る限り多くのかた達にクラシック音楽が愛されるようにあらゆる可能性に挑戦することです。 来年もあらゆる面での飛躍を目指します! さてさて今年の年末年始は久しぶりにちょっとのんびりできるのでまずは大掃除と片付けに明け暮れてます。合間に体調を整えるために鍼に行ったり近所の温泉に行ったり墓参りしてきたり。 大晦日の過ごし方は毎年同じ。 夕方に谷中の商店街をぶらぶらして毎年必ず行く食堂でラーメンにビール、夜は浅草と神田のそば屋に行く。 いったん家に戻って除夜の鐘が鳴りはじめると近所の上野の弁天様や神田明神、湯島の妻恋神社、大好きな根津の近くの大黒天へ初詣。 年末年始はこてこての江戸っ子かな。(以前は大晦日にもコンサートしてたけどこれをしたいので今は大晦日の仕事から逃げてます)。 それでは皆さん良いお年を! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/28 昨日は毎年恒例(4回目)の吹田メイシアターでのの第九。 この合唱団の特徴は毎回九割以上のリピーターがいることだ。毎年人数が増えて今年は250人。中学生の合唱部も参加、素敵なことです。 第1回めは初心者もいて大変だったけど毎年レヴェルアップ。 僕は真剣に関西一の第九合唱団にしようと思ってる。素晴らしいところははっとさせられるくらい素晴らしいがまだまだのところもある。 昨日の出来は僕たちの夢は道は険しいが決してはるか彼方ではないと感じることができた。 これも素晴らしい合唱指揮の角地先生をはじめとした指導の先生方、それからメイシアターの熱いスタッフの皆さんのおかげです。 それから毎年1曲めは吹田のブラスアンサンブルがオーケストラの中に入って共演する。こちらも毎年レヴェルアップしてて中には合唱団とかけもちの人もいる。これも素晴らしいことです。 ブラスアンサンブル、合唱団、スタッフの皆さん、ソリストの方たち、超ハードスケジュールの中で燃焼度の高い演奏をしてくれた関西フィル、そして超満員の温かいお客様、 皆さんありがとうございました! 来年吹田メイシアターでは、7月に毎年恒例の七夕コンサート、8月はシベリウスの交響曲のレコーディングをします。 そしてまた12月にはさらなる上を目指しましょう! 僕はこれで仕事納め。 正月はちょっとのんびりしたあと関西フィルと関西各地でニューイヤーコンサート、その合間に東京シティフィルとティアラ定期で大好きなメンデルスゾーンの交響曲3番「スコットランド」を振ります。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 打ち上げでブラスアンサンブルのみんなと乾杯! 藤岡 幸夫 ※12/27 吹田市民の第九 event reportはこちら |
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2009/12/25
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2009/12/23 今年も関西フィルとのクリスマスコンサート、満席でたくさんのお客様ありがとうございました! 今年が10年めだけど一年たつのが本当に早い。 今日のメインの「ローマの松」は関西フィルとは10年前にこのシンフォニーホールで取り上げて以来だったけど素晴らしい演奏だったと思う。 ソプラノの東郷さんはまだ留学中だけどこれからどこまで才能をのばせるか楽しみ。 パイプオルガンのソロの片桐さんは品格の高い演奏だった。 それからMCの武田和歌子アナウンサーもいい雰囲気をつくってくれて嬉しかったです。 そして毎年続けてくれてる朝日放送と朝日友の会の熱意溢れるスタッフの皆さんにも感謝です。 皆さんありがとうございました! 今日は東京に戻ってクリスマスはかみさんとミサに行ったり映画観たりしてのんびりします。 毎年定番のお気に入りのクリスマス映画を楽しむつもり。(カラー初期のデボラ・カー主演の「めぐり逢い」、白黒映画の古い方の「34丁目の奇跡」と「素晴らしき哉、我が人生」) 今年は残るは27日の関西フィルとの吹田メイシアターでの毎年恒例の第九だけ! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 ※12/23 クリスマス・ファンタジア event reportはこちら |
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2009/12/21 土曜日は加古川の合唱団と、日曜日は城陽の合唱団と第九だった(オーケストラはもちろん関西フィル)。 加古川も城陽も最初のリハーサルから比べて良く頑張った! どちらもすごく明るくて生命力に溢れてた。お客様にも喜んでもらえたと思う。 両合唱団とも次回も僕が指揮するのでどこまで突っ込んでできるか楽しみ。 関西フィルも完成度の高い演奏だった。何も言わなくても僕のやりたいことを瞬時に判断してぴったりつけてくれるのは本当に嬉しい。 ソリストと合唱団の皆さん、それから熱意に溢れるスタッフの方たちに関西フィル。皆さんありがとうございました! 今日は朝から23日の毎年恒例のシンフォニーホールのクリスマスコンサートのメインで取り上げる 「ローマの松」のスコアにどっぷり。(毎年このコンサートでの後半はクリスマスプレゼントとして豪華な管弦楽曲を取り上げる)。 「ローマの松」は華麗にして繊細、色彩豊かでダイナミックな管弦楽曲の傑作だ。 終曲の「アッピア街道の松」では古代ローマ軍の大行進。パイプオルガンにブラス別動隊まで加わって大迫力のフィナーレとなるが、僕が大好きなのは「ジャニコロの松」。 夜空に浮かぶ満月・・・・・・ そのデリケートでセクシーな響きがたまらなく好き。スコアを読んでてぞくぞくする。 関西フィルがどんな艶っぽい音を奏でてくれるか今から楽しみ。 それでは皆さんクリスマスコンサートでお会いしましょう! PS 加古川も城陽も打ち上げの盛り上がりが凄かった。団員さん同士の絆がさらに深まって次回が本当に楽しみ。 今週末の27日(日曜日)は毎年恒例の吹田メイシアターの合唱団と第九。こちらは毎年人数も増え (今年は250人)関西一の第九合唱団を目指してレヴェルアップ。どうなるか楽しみ。 藤岡 幸夫 |
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2009/12/18 今週は火曜日に加古川の合唱団と、昨日が城陽の合唱団と第九のリハーサルをしてきた。 どちらの合唱団も前回よりずっと良くなってて気合いも充分。本番が楽しみ。 土曜日が加古川の合唱団で初共演。みんな底抜けに明るくてチームワークが抜群。前回より美しさに磨きがかかってる。 日曜日の城陽は何度も共演してるが、元気でパワフル。毎回本番でさらに進化する。またコンサートホールの音響が素晴らしい。 オーケストラはもちろん関西フィル。 とにかく第九は難しい。今日もこれからリハーサルだけど第九のリハーサル前は毎回緊張する。 関西フィルとはこの10年数え切れないほど第九をやってきたし、今シーズンもすでに指揮してるのに・・・・・・。 新鮮な気持ちでのぞみます! それでは皆さん週末の第九をお楽しみに!! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/17 「クルト・マズア さん」の話 世界的マエストロのクルト・マズアさんが関西フィルを振りに来てくださった。 マズアさんといえば名門ゲヴァントハウス管弦楽団を20年以上率いたのをはじめ、ニューヨークフィルやロンドンフィルの首席指揮者を歴任した大マエストロ。 82歳のという高齢で関西フィルとどんなリハーサルをするのだろうとこの日をずっと楽しみにしていた。 昨日の夜と今日の午前中がリハーサル。素晴らしい時間だった。 高齢にもかかわらず椅子は使わず立ちっぱなし。情熱とユーモアに溢れ、時には「I don´t give up (僕はあきらめない!)」と自分自身を奮い立たせながら 関西フィルから見事に品格のある美しい響きを引き出して僕は感動してしまった! 今回マズアさんが取り上げたのはメンデルスゾーンのイタリア交響曲。 この曲はアンサンブルがすごく難しいのだけど、マズアさんはアンサンブルについては一言も注意をせず、「歌うこと」と「フレージング」、「音色」(特にボーイングの使い方)と 「リズム」等メンデルスゾーンの語法をしつこく練習しているうちにいつのまにかアンサンブルもぴったり。 実はこの交響曲は僕がデビュー以来もっとも取り上げてきた交響曲(特にマンチェスターの室内オケのシェフ時代にはしょっちゅう指揮してた)なのだけど 関西フィルとはこの10年まだ一度も取り上げなかった。 なぜなら自分自身の中でこの曲に関してまだ迷いがあったからだ。 今回のマズアさんのリハーサルでその迷いが吹っ切れて大いに勉強になった。 昨日はステージ上で今日は客席でリハーサルを聴いたが本当に素晴らしかった。 何よりまず感じたのはメンデルスゾーンってなんて凄い作曲家なんだろう!と思わせてくれる演奏で自分が指揮者だと忘れてマズアさんと関西フィルの演奏に魅せられた。 関西のフィルの団員さんたちも終始笑顔で幸せそうだった。 僕たちにとって最高のクリスマスプレゼントになりました。 ありがとうございました! 残念ながら今日の本番は城陽で第九の合唱リハーサルで行けないけど、その分気合い入れて練習してきます。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! PS 昨日のリハーサルでマズアさんに客席で響きを聴きたいからと代役で指揮を頼まれて久しぶりに修業時代の自分を思い出した。 あの頃同じようにグローヴスやショルティに頼まれて指揮したときは嬉々として指揮台に向かったもんだったけど、今回はあの頃と違って妙なプレッシャーを感じてしまった。 初心に帰れた貴重な1日でもありました。 マズアさんにお会いしたのは初めて。イメージと違い、情熱的で温かくて優しくチャーミング。ずっとそばにいたくなる人柄。いろいろな話ができて嬉しかった。 リハーサル中もすごく明るく、休憩後に歩いてステージに向かいながらみんなに言ったジョークが日本語で「くるとまずぃあ(来ると不味い)」 藤岡 幸夫 |
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2009/12/15 昨日は辻久子先生の門下生3人のデビューコンサート。メンデルスゾーンを弾いた徳田雅子さん、チャイコフスキーの植田梨沙さん、ベートーヴェンの藤盛祐輔君。 幸せだった人もいれば悔しい思いをしてる人もいると思う。 自分たちの持ってる才能をどこまで伸ばすかは自分次第。頑張って欲しい。また会えるのを楽しみにしてます。 それからこのコンサートで打ち合わせからリハーサルまで辻久子先生と辻先生のご主人に接することができてお二人のすごくチャーミングで温かいお人柄にすごく魅せられた。 手塩にかけた門下生をこういう形でデビューさせてあげることは珍しいし素晴らしいことだと思う。 すごく楽しかったです。 最後に関西フィル。超ハードスケジュールで疲れてるはずなのに若いソリストたちに対して暖かく真摯に応えてくれてた。 これも素晴らしいことです。 皆さんありがとうございました! 今日は明け方にひと勉強すませた後にスイッチが切れてしまった。こういうとき(1ヶ月に一度くらいある)は何をやっても頭に入らない。 夜は加古川で合唱団のリハーサルなんだけどそれまでにどう気持ちを切り替えるか・・・! 気持ちを切り替えてモチベーションを取り戻す方法は自分の中でいろいろあるが今日は11時に開店したばかりの梅田のそば屋。 ここで午前中から不謹慎にも、鬼平よろしく板わさを肴に独りで熱燗をちびちびやる。二合めを頼んだところでざるそば。日本人に生まれて良かったー!と思える瞬間だ。 ほろ酔い気分で部屋に戻ったところで大好きなベートーヴェンの最後の弦楽四重奏曲を聴きながら今から昼寝。 2時過ぎに起きてジムで泳いでサウナに入って気分はリフレッシュ。夜の合唱団のリハーサルは気合い充分になってる・・・はずだ。 それではおやすみなさい・・・。 藤岡 幸夫 ※12/14 辻久子門下生による三大ヴァイオリン協奏曲の夕べ event reportはこちら |
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2009/12/13 「事業仕分け」に関するメッセージありがとうございます。応援してくださるかた達がいて本当にありがたいことです。 いくら音楽や芸術の素晴らしさを訴えても理解してくださるかた達がどれだけいるかが大切。これからもたくさんのかた達に喜んでもらえるよう精進していきます! この週末は東京に戻って仕事部屋にこもってる。 昨日は息抜きに久しぶりにDVDを観た。一番最近の007。 いやはや全然わからんかった。アクションはすごかったけど、とにかく全てのスピードが早すぎてストーリーも複雑で見てて疲れてしまった。 僕の大好きなジェームズボンドの魅力は品格と艶気と余裕だと思ってるけど、なんか全然違った…。 ついていけない僕はやっぱり昭和のオヤジかね・・・? 明日は日本のヴァイオリンの大御所の辻久子先生のお弟子さん3人のデビューコンサート。 彼らの音楽は辻先生のお弟子さんらしく、なんていうかせかせかしない。現代風のテクニックにモノをいわせてがつがつした音楽とは一味違って時々はっとさせられる。 明日みんながどこまで奏でてくれるか楽しみにしてる。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/11 火曜日は関西フィルと京都コンサートホールで毎年恒例の日本フルハップ主催のコンサート。 前半チャイコフスキーを弾いた松田里奈さんは今年の2月以来の共演だけど、生き生きとして個性的。指揮しててスリル満点だった。 後半のチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」は関西フィルを振り始めたときによく取り上げたレパートリーで、この5年くらいは関西フィルとはやっていなかったので すごく新鮮だったしかなり解釈が変わったかも知れない。 この日の演奏は多分今までやってきた中で一番遅い。また近いうちに取り上げたいと思ってる。 それからフルハップのコンサートはいつも満席のお客様で本当に嬉しい。熱意をもって呼んでくれるフルハップのスタッフのかた達に心から感謝です。 皆さんありがとうございました! ところで関西フィルでもインフルエンザが大流行してて(おさまりつつありますが)今月に入っていろいろ大変だった。 もし指揮者がインフルエンザにかかったらどうなるんだろ?(ちなみに団員さんは本番の日でも休まなくてはならない規則になってます)。 僕はデビュー以来インフルエンザにかかったことが3回あるが3回とも仕事の無かった年末と正月。本番が続くときは緊張してて身体の抵抗力も強いみたいだ。 もちろん最近は毎年ワクチンを注射してもらうが今年はどこにもワクチンが無くてさすがに焦った。 ところがラッキーなことにいつも僕のコンサートに来てくれるファンの女医さんがワクチン(新型ではありません)を持っていて、先月の定期演奏会の後に特別に楽屋で注射してくれた。 ありがとうございました。おかげで僕は毎日ピンピンしています。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/08 今朝事業仕分けの件で「めざましテレビ」に電話で出演したのだけどめずらしく緊張しちゃって間違ったことを言ってしまいました。 日本の文化予算が0.013パーセントに対して韓国は1割と言ってしまったけど韓国は0.1パーセント。それでも7倍ちがいますが。 「民間の支援をよりよく受けるためには日本の寄付税制改革が必要」と言うつもりが日本には寄付税制が無いみたいなことを言ってしまいました。 ごめんなさい! いやはやこの手の話しをするのは難しい!参りました………。 それでも少しでも多くのかた達に今の現状をわかっていただけたら嬉しいです! 「めざましテレビ」のスタッフの皆さんありがとうございました! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫
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2009/12/07 今日は始発の新幹線で東京に戻って2週間ぶりにかみさんと会った後(お陰様でかみさんは外出はまだ無理だけど順調に回復してます)すぐに有楽町フォーラムへ。 例の「事業仕分け」に対する陳情の記者会見。吠えてきました。 この件に関しては以前も書いたのでこれ以上は書きません。 僕にできることは関西フィルとともに少しでも多くのかた達にクラシック音楽の素晴らしさを情熱を持って伝えること、そして何よりあらゆる面でのさらなる一層の飛躍を目指すことです。 昨日は吹田で毎年恒例の第九合唱団(メイシアター・ハレ合唱団)と初リハーサル。今回で4年めになるが毎年スケールアップ(250人)また明らかにレヴェルアップ!びっくりしました。継続は力なり! 来週は第1回めのリハーサルはまだまだだった城陽(いつも本番までに激変する)と加古川(初共演だけどポテンシャルは充分)のリハーサル。 皆さんとの共演を楽しみにしています。 明日は関西フィルと京都でコンサート(一般非公開です。ごめんなさい)! それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/06 燕尾服とタキシードを新調した。 「衣装はどうしてるのですか?」とたまに聞かれることがあるが、僕の場合は黒のタキシードを三着、燕尾服は二着(一つはあまり気に入らなくてスペア)を着まわしてる。 デザインももちろん大切だが、素材もすごく重要。本番回数が年間70回くらいだから、いくら高級でもシワになりやすかったり毎回汗だくになるからそれに耐えられなきゃならない。 ちなみに今の燕尾服はイギリスで指揮者達の間で評判のお店で作ったものでさすがに丈夫。10年以上使ってる。一番古いタキシードは上下のサイズも変えずに(これはかなり自慢が入ってます 笑)なんと25年間使ってる。これはちょうど妹の結婚式のときにコンサートでも着れるようにと仕立てたものだ。 今までずっと燕尾服を探してたのだけど時間がなかなかなかった。先日ひょんなことからすごく気に入ったのを見つけたのでついでにタキシードも新調した。 ちょうど来年は関西フィルと11年めのシーズンに入るから気分も一新というわけだ。 今日は午前中はイチョウを楽しみたくて梅田から御堂筋を散歩して心斎橋まで行って来た。 ふらっと入ったイタリアンのビストロが大当たりでカウンターで独りでワインとランチを楽しんだ。 帰りはタクシーのつもりだったけどあまりにイチョウが綺麗で、天気も良くて気持ちよかったので歩いて梅田まで戻って、ついでに中古レコード屋さんでジャズのLPを買ってきた。 いいリフレッシュになりました。 今日はこれから毎年恒例の吹田の第九合唱団と初めてのリハーサル。 それでは皆さんコンサートでお会いしましょう! 藤岡 幸夫 |
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2009/12/05 先日の大阪アカデミー合唱団とのハイドンの「四季」たくさんのお客様ありがとうございました! 合唱団とはリハーサルからすごく楽しかったし本番もよく頑張った。 合唱団指揮者の川端先生が素晴らしくまとめ上げてくださっていて、本番ではそれをさらに磨きあげるのが僕の仕事なんだけど、今回は僕自身にすごく悔いが残った(あくまでも僕の責任)。 ハイドンはオーケストラも含めて本当に難しい。 大阪アカデミー合唱団とは嬉しいことに来年もベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス」で共演できる。 今から楽しみにしてます。 合唱団、ソリスト、関西フィルのみなさんありがとうございました! PS このコンサートで久しぶりに聴きに来てくれた友達が僕の指揮がちょっと見ない間にずいぶん力が抜けて一皮剥けたんと違うか?と感心してくれたそうなんだけど、 でも実は僕はこの日はめずらしく凄い腹痛で大変だったんです・・・・・・。 いやはや指揮は難しい・・・。 藤岡 幸夫 ※12/3 大阪アカデミー合唱団 ハイドン「四季」 event reportはこちら |
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2009/12/03 さてさて今日はシンフォニーホールで大阪アカデミー合唱団、 関西フィルそして素晴らしいソリストのかた達とハイドンの四季です! ハイドンの楽しさやユーモア、それに生命力がお客様にどこまで伝わるか! お楽しみに! 藤岡 幸夫 |
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2009/11/30 僕はファンサイトでは一切政治的な話はしないようにしてきたが、今回の事業仕分けには我慢ならない。 オーケストラが危機にさらされようとしています。 文化や科学に見識が深いとは思えない人達が現場もろくに見ずに30分そこそこの協議で簡単に予算をバッサリ削るのはおかしい。 オーケストラに対する予算の大幅カットは事業仕分け初日に決まったために全然話題にならないが大変なことです!! 例えば関西フィルは団員さんたちは低い年収でも頑張ってくれてる。そのおかげで毎年120回以上のコンサートをこなしフル稼動。 たくさんのお客様に支持されています。それを現場も見ずに簡単に無駄とされるのは頭にくる。 各オーケストラがとても大切にしてきた子供たちのための学校公演も廃止。 今回の事業仕分けは確かに不明瞭で無駄なお金が明るみになった良い点はあるだろうが、 その一方で各分野で今まで真面目に一生懸命頑張ってきた人たちを苦しめる、あるいは失業させてしまう危険性を感じる。 経済危機といわれるこの時代に政府がさらに失業者を増やしたり真面目に一生懸命やってきた人たちの生活を苦しめるとするなら大問題です。 我々は音楽ファンのみなさんの声を必要としています。どうかよろしくお願いします! 是非ともこちらを読んでみてください! <関西フィルホームページ> 「芸術文化が危機を迎えています〜文部科学省へご意見を届けて下さい!」(12/15まで) 藤岡 幸夫
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